
目次
動画講座の作り方
動画講座を作るには、最低限下の工程が必要になります。
「伝えたいことがある」「コンテンツは充実している」
そう思って作り出そうとしても、準備を怠ると途中で挫折してしまうことも多いものです。
「とりあえずやってみる!」
というもの大事ですが、工程を経ないとものすごく時間がかかってしまい、なかなか先に進まず、断念しそう・・・と、ご相談を受けることも多いのが実情です。
動画講座の全体像を考える
動画講座にはいろいろなタイプがあります。 ・パワポのみを出す ・パワポと講師 ・講師が出る。(ホワイトボード使用) ・講師が実際に作るところを動画撮影 ・講師の手元を別撮り ・動画編集でテロップを入れる ・動画編集で背景に画像や動画を重ねる ・その他・・ さまざまな手法があります。 どのような動画講座にするのかを初めに決めておくとスムーズです。 初めに全体像を考えてからどういう流れで行くのか、骨組みを作っておかないと、動画講座のボリュームを計算できません。
スクリプトを作る
スクリプト(台本)は、初めに作っておかないと、動画を撮る時にものすごく時間がかかってしまいます。
全体像を考えてから、どういう流れで進めるのか、骨組みを作っておくことも大事です。
そうすることで、動画講座全体のボリュームを計算できます。
自分で話したほうが早いと考えて、すぐに動画撮影をスタートし、
「あ!間違えた!」
「これを言いたかったんだ・・もう一度取り直そう」
「もっと違う言い方があったかも・・」
「順番を変えたい」
そのようなことで何度も取り直し、はじめの一歩で躓(つまず)きます。
ですが、反対にきっちり作り込みすぎると、棒読みになってしまい、聞いている方がつまらなく感じてしまう講座になったり、動画に出ている講師が、目で文字を追っていることが伝わり、相手の心に届かない動画になってしまったりもします。
おすすめは、目次を作り、内容は箇条書きにするということ。
動画講座は自分の専門や得意なことを動画で伝えたいと思うケースがほとんどです。
ですから、ポイントだけは外さないように、箇条書きにして、あとはその時の想いを言葉に乗せると良いですね。
動画を撮る
動画全体の内容が決まったら、動画を撮りはじめます。 その時に、ブランディングを考えた服装や髪型(女性ならメイクアップ)を考えましょう! 動画講座は、途中で内容を差し込みたいと思うこともあります。 それを考えて、後で同じような髪型や服装が再現できるようにしておくと良いですね。 また、動画では、画像以上に大事なのが音声です。 離れて撮影する時には、ピンマイクなどを付けるなどの工夫が大事です。 zoomで撮影するウェビナー形式も増えています。 その場合にも、パソコンにマイクを付けるなどの工夫をしましょう。 聞いている人の立場に立って撮影をすることが必要です。 最近では、スマホで移動中に学ぶ方も増えています。 スマホの場合には、画像や文字が小さいとストレスです。 そして、イヤフォンをつけて聴くことも多いので、音質が悪いと聞き取れません。 その点を重視して準備してください。
動画の編集をする
映像の編集は、パソコンで作業したほうが効率的ですが、本数が少なく、さらにそれぞれの動画の時間が短い時や、初めと終わりだけをトリムするくらいの作業であれば、スマホでも編集可能です。 最近は編集アプリも充実しているので、楽しい動画講座が作れると思います。 しっかりとした動画講座を作るなら、パソコンで作業することをお勧めします。 Windowsの場合には、安いものから高いものまで編集ソフトが充実しています。 感覚的に使える、『フィモーラ』などは値段も抑え気味で、人気が高いですね。 Macの方は、『Final Cut Pro X』一択です。 これは、一度買うと、更新をし続けてくれるので、結局は割安感があります。 もちろん、WindowsでもMacでも使える、『プレミアプロ』などもありますが、こちらは今は買取りがなくなり、サブスクリプションでの使用のみです。 昨日は充実していますし、プロ並みのものが作れますが、長く使うには負担が大きい選択になります 「Adobe After Effectsは?」と聞かれることも多いですが、こちらはエフェクトを作るためにはとても良いですが、動画制作の基本のカット編集には向きません。 「Adobe After Effects」を使いたいという方は「プレミアプロ」と両方を併用した編集になることを理解してください。 編集ソフトは、とにかく一つに絞って、慣れるまで使ってください。 ある程度使えるようになれば、他のソフトに移行しても使いこなせますが、中途半端に他のものに移行すると、どれも使えずに終わってしまいます。 数千円のソフトもありますが、できれば、機能の充実したソフトを初めから使って、慣れていく方が最終的には楽です。 『フィモーラ』は無料で無期限に使える体験版があります。 こちらは書き出す時に、ウォーターマークが入るので、あくまでも編集の練習段階で試したい人向けです。 『Final Cut Pro X』は、90日間無料体験ができます。 ほぼ 3ヶ月は、無料で全機能が使えますので、それを試してから購入してください。 動画講座には、学びの内容と、学習の仕方と活用方法などを解説した動画があると良いと思います。 これは、動画講座を撮っているうちや編集途中に、伝えたいことや学びのポイントが浮かぶケースが多いので、その時にメモに残しておいて、後で撮っても良いと思います。
動画を順番にアップロードする
動画講座は、どこかのサイトにデータを預けて見てもらうことになると思います。 今は、DVDで配布する方式はほとんどありません。 動画をダウンロードすることもほとんどありません。 どこに預けるのかが大事です。 データを上げて、URLをお送りして、見てもらう場合には、Vimeoを使うことがほとんどです。 *vimeoには、無料で使えるプランもありますが、動画講座を設定する場合は付き1200円(2022年料金改正)の、Plus以上でないと難しいです。 YouTubeの限定公開で販売する商品を作る方も多いですが、厳密に言うと、YouTubeの規定違反になりますので、十分に注意して下さい。 それ以外にも、Eラーニングのサイトに上げる方法もあります。 無料のものから有料のものまでありますが、ビジネスの場合には、導線を考えて決めます。 どこに上げるかによって、値段設定も変わってくると思います。 パッケージが綺麗だと、商品価値が上がる そういう観点から考えると、Vimeoを使うとしても、動画を埋め込めるパスワード付きのホームページが必要になるかもしれません。 動画のアップロード、URLの順番も間違えないように気をつけましょう。
テキストが必要な時には準備する
講座という意味では、テキストが必要になることもあります。 各ホームページからダウンロードしてもらう設定にもできますが、簡単なのは、Googleドライブにデータを上げて、URLを知っている人なら誰でもダウンロードできる設定にしておくことです。 ダウンロードURLを学んでいる方用のホームページやメールでお送りします。 ちょっとしたワークのためのテキストは、学びの助けになります。 動画で伝えきれないところを補うためのテキストも用意してみましょう。
ホームページやLPを作って動画講座の内容をお知らせする
販売や内容をお知らせするためのWebページを準備します。 基本的には、普段使っているホームページがあれば、そこの中に用意すれば良いと思います。 ですが、動画講座一つに絞って見ていただきたい時には、LP(ランディングページ)を用意したほうが良いですね。 LPは、動画講座の内容・お勧めポイント・対象者・金額・講座を受けると何が得られるのか・どうやって学ぶのかなど、動画講座を購入したい・登録したいと思っていただけるような内容で準備します。 LP用のサイトを作ると、アクセスしてから1週間以内だと割引価格になるなどの設定も可能です。 WordPressでLPを作れる方は、プラグインでいろいろなツールを用意できるので、商品・動画講座ごとにLPを作るのが良いと思います。
販売
動画講座のボリュームや対象者などが決まったら、価格を決めます。 そして、どこから購入できるのかを伝えます。 購入方法がたくさんあれば、それだけスムーズな販売ができるので、デジタルコンテンツを販売できるECサイトなども増えているので、そちらに登録して販売するのも良いですね。 LPからそちらの購入ページにリンクを貼れば大丈夫です。 無料で登録できるサイトも多いですが、わかりにくかったり、手数料が高いケースもあるので、よくチェックしてください。 個別に自動化するなら、PayPalやStripeのビジネスアカウントを作ることが必要です。 ワンクリックで購入に進めるような設定にしておけば、楽ですね。 その場合には、連動できるメール設定なども必要になってきます。 自分で全て準備するのがいちばん、経費がかかりませんが、初めの設定や準備が大変です。 安価なものをまずは少人数に購入していただき、フィードバックをもらって改善してからでも良いかもしれません。 であれば、フォームで購入していただいた後の、自動返信メールでURLをお送りする形でも良いかもしれませんね。 メールは迷惑メールフォルダなどに振り分けられることもあり、その場合にはクレームにつながるケースもあります。 購入の時に自分で設定したパスワードでページにログインできるようなシステムが一番トラブルが少ないです。 しかも自分で作るよりも、どこかのサイトを借りたほうが楽なことも・・。 そういった全ての情報をテーブルに上げて、動画講座を販売方法を考えてからスタートすることが必要になります。